初読み作家さん

初読み作家さん、染井為人「正体」
家族3人を殺害して死刑判決が出た未成年の鏑木。
彼が脱獄した日からはじまります。
そして彼が関わる人の視点で物語は進みます。
正体を知らずに知り合った人達が感じる鏑木の人間的魅力が半端なく、私も惚れちゃいますよ。
彼の人間力に惚れこむ人は異性だけでなく、同性もお年寄りもいます。
薄々感じる、冤罪の匂いに私は目撃者でもある生き残りの女性をかばっているのかと思いました。
実際には目撃者がアルツハイマー病という絶望がありました。
この本を涙なしに読める人がいるんだろうかと思いました。
警察でも拳銃を滅多に使わない日本なのに撃たれて死亡なんて悲しすぎる。
無実は証明されたけど生きていて欲しかったです。